「ひとりで自然を満喫したい」「焚き火を眺めてリフレッシュしたい」――そんな思いから、女性の間でもソロキャンプ人気が高まっています。
一方で「夜が怖い」「防犯が心配」「キャンプ場で浮いてしまうのでは?」という不安から、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
このサイトでは、女子ソロでも安心して泊まれるキャンプ場を厳選して紹介。
安全性・便利さ・雰囲気を基準にまとめたので、これからソロキャンプに挑戦したい方はぜひ参考にしてください。
女子ソロキャンプで安心して「選べて、行けて、楽しめる」3つの観点で独自に網羅していきます。
「初めてソロキャンに挑戦したいけど不安…」という方は、ぜひ参考にしてください。
このサイトが着目するソロキャン女子が抱える不安と解消ポイント
- 夜の怖さ → 管理人常駐/女性専用サイトがある施設かどうか
- 防犯 → 照明やセキュリティがしっかりしている施設かどうか
- 利用層の不安 → ソロキャン歓迎の雰囲気か、女性専用区画や女性専用棟のある施設かどうか
- 荷物の不安 → ソロキャン向きのコンパクトな装備で過ごせる施設かどうか
- 移動の不安 → 公共交通で行けるか、最寄り駅から送迎はあるか
それでは今回のキャンプ場をご紹介いたします。
【北海道・札幌市】吉田農場キャンプ場 ― 2023年OPENの札幌から30分圏内のこじんまりとした穴場的スポット。

吉田農場キャンプ場の基本情報
| 所在地・住所 | 北海道札幌市南区石山810 (GoogleMap) |
| 営業期間/定休日 | 通年 |
| 利用料金 | オートサイト 基本料金2,000円+大人1800円/人 フリーサイト(グループ) 3,000円+¥1,800/人 ※基本料金に一人を含む フリーサイト(ソロ) 2,000円 |
| 支払い方法 | オンラインカード決済のみ |
| チェックイン/チェックアウト | 12:00~18:00 in 〜 11:00 out |
| 予約方法 | 予約サイトなっぷから予約 (予約サイト) |
| 公式サイト | https://kenscamp2022.com/ |
吉田農場キャンプ場の設備・特徴
| 駐車場 | オートサイト | フリーサイト | コテージ | バンガロー | グランピング |
| 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
| デイキャンプ | たき火 | 手持ち花火 | 売店 | レストラン | レンタル |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
| シャワー | 水洗トイレ | 薪販売 | ペット | 女性専用 サイト | WiFi |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
| ランドリー | 炊事場 | サウナ | ゴミ捨て場 | 交通機関 | 熊対策 |
| × | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
| ソロ専用 サイト | 24H管理 | 防犯カメラ | 電源 | ||
| 〇 | × | 〇 | 〇 |
ソロキャンナビ評価まとめ
- 安全面:★★★☆☆(管理棟が近く区画分けもしっかり)
- 利便性:★★★★☆(トイレが綺麗。パークゴルフ場もあり)
- 雰囲気:★★★★★(こじんまりとした雰囲気でゆったり)
- アクセス:★★★★★(札幌市内で好アクセス)
- 総合おすすめ度:★★★★☆
吉田農場キャンプ場は、2023年にオープンした、札幌市内から車で30分圏内にあるキャンプ場です。
区画で区切られたオートサイトと、自由に設営ができるフリーサイト、また、ソロキャン専用のソロキャンサイトもあります。
市内から近場でアクセスできるのに都会の雑踏を忘れ何もない自然を楽しむことができるがWiFiや電源ありの痒い所に手が届く、そんなキャンプ場です。
害獣対策としての電気柵の設置や、オープン当初はできなかったフリーサイトへの車の横付けが可能になったりと、日々進化するキャンプ場としてとても楽しみです。
ゴミ捨て場がなく全て持ち帰る必要がありますのでその点はご注意ください。
安全面
| 管理人体制 | 不在 |
| 照明設備 | あり |
| 防犯 | 敷地内防犯カメラあり |
| 女性専用エリア | 女性専用トイレあり |
施設内に防犯カメラがあり、各サイトも管理棟から遠すぎずで安全面は高いといえます。
ただシャワー設備が男女別ではないという点でソロキャン女子への特化という点では少し不安もありますが、真新しい設備なので今後に期待できるかと思います。
新しい施設のためこんなに綺麗なトイレを知ってしまうと他には行けないといった声も。

利便性
| トイレ | ウォシュレット付き水洗トイレ |
| シャワー/お風呂/ランドリー | シャワー、洗面台完備 |
| 売店 | 管理棟でシャンプー、リンス、ソープ、炭・着火剤・電池等販売 |
| レンタルギア | テント(5人用)・・・¥3,500 タープ・・・¥1,500~ シュラフ・・・¥800 銀マット・・・¥300 BBQコンロ・・・¥1,000 テーブル・・・¥800 チェア・・・¥300 ランタン(LED電池式、電池別売り)・・・¥500 ガストーチ・・¥500 焚き火台・・¥1,500 |
| 調理施設 | 炊事場 灰捨て場 |
レンタル用品は予約時に要予約となります。
まだキャンプギアが揃っていなかったり、荷物を可能な限り少なくして身軽に行動したいソロキャン女子には嬉しいですね。
高速WiFiが無料で利用できるというのも嬉しいポイントです。
雰囲気
| サイトの種類 | オートサイト オートサイト(スモール) フリーサイト(グループ) フリーサイト(ソロ) |
| サイト間隔(隣との距離) | オートサイトは普通 フリーサイトは混雑状況による |
| 静か度指数 | ★★★★☆ |
| ロケーション | 森林 |
| 利用者層 | ファミリー、グループ、ソロ |
| 夜の雰囲気 | ★★★★☆ 静かに過ごせる |
| 混雑度 | ★★★☆☆ |
真冬での訪れることができる通年営業のため、人の気配が多いほうが良ければオンシーズンに、利用者が少ない時期を狙うなら真冬のキャンプへの挑戦も可能です。
12月中旬の利用で貸し切り状態だったという情報も。
アクセス
| 最寄り駅/バス停(公共交通で行けるか) | 公共交通機関 札幌市営地下鉄南北線「真駒内駅」下車。じょうてつバス石山6区行きで、終点石山6区で下車。 車 札幌中心部から約20分 |
| 車利用 | 可 |
| 送迎の有無 | なし |
| 駐車場(サイト横付け可否) | オートサイトは横付け可 |
森の中ですが札幌市内に位置するため、車でも30分圏内、車がない方でも交通機関を使って訪れることも可能です。
周辺施設
| コンビニ | 車で10分 |
| 札幌パークゴルフ石山 | 隣接しているパークゴルフ場 https://kensautopark.com/park-golf/ |
吉田農場キャンプ場のギャラリー










吉田農場キャンプ場の動画
吉田農場キャンプ場の過ごし方プラン
① 初心者ソロキャン女子の「手ぶら安心プラン」
- 12:00 チェックイン
レンタルテントやタープを予約しておけば、荷物を少なくしても安心。スタッフの説明を受けながら簡単に設営できます。 - 14:00 施設散策 & のんびりタイム
隣接する「札幌パークゴルフ石山」を散歩したり、自然に囲まれた敷地内で読書や写真撮影。 - 17:00 夕食準備
レンタルのBBQコンロや焚火台を使って、食材を簡単に調理。炊事場や灰捨て場もあるので片付けも楽です。 - 19:00 焚火タイム
ソロ専用フリーサイトなら、静かに一人で焚火を眺められます。WiFiがあるので、動画を見たり日記をつけたりと過ごし方も自由。 - 21:00 シャワー & 就寝
新しくて綺麗なトイレ・シャワーを利用してリフレッシュ。夜も安心して眠れます。
②中級者向け「ギア持ち込み本格ソロキャンプ」
- 12:00 チェックイン & 設営
オートサイトを予約して、自前のテントを設営。車横付けができるので荷物運びも快適です。 - 15:00 自然散策 & カメラタイム
森に囲まれた区画で静かに過ごしたり、季節の風景を撮影。オンシーズンは他のキャンパーも多く交流の機会も。 - 17:30 自炊 & 焚火調理
持参したギアを使ってアウトドア料理。炊事場やレンタルのガストーチを活用しながら、焚火で簡単キャンプ飯。 - 20:00 星空観賞 & 夜の静けさ
市街地から近いながらも、晴れた日には星空を眺められます。人が少ないオフシーズンなら貸切感覚でソロキャンを堪能できます。 - 22:00 シャワー & 就寝
清潔な水回り設備のおかげで、ソロでも安心して夜を過ごせます。
吉田農場キャンプ場の熊出没情報&危険度
札幌市南区はヒグマ出没が比較的多い地域として知られています。ただし、吉田農場キャンプ場は管理棟が近く、防犯カメラや照明が整っているため、施設内で熊と遭遇するリスクは低い とされています。
実際に吉田農場キャンプ場敷地内での熊出没情報はなく、害獣対策として電気柵の設置もされています。
ただし、食材やゴミをテント内に放置しないなどの基本的な注意は必要です。
また、札幌市が提供する「ヒグマ出没情報」や公式LINEでの通知を事前にチェックするとより安心です。
札幌市ヒグマ出没情報
札幌市公式LINEでの「ヒグマ出没情報」
吉田農場キャンプ場に実際に行ってみた感想
吉田農場キャンプ場に実際に行ってみた感想は「とにかく便利」。
私が行った際は12時チェックインの少し前に到着したのですが、管理棟の清掃の方に快く対応してもらい、施設内について丁寧に教えていただきました。
電源付きのオートサイトを予約しました。オートサイトには各サイトごとに立派な電柱が立っています。コンセントの位置が少し高く(恐らく地上180cmほどの位置)、手持ちの電波機器のコードの長さが足りなかったため、延長コードを買いにいくことに。
車を走らせると5分程度の県内にコンビニやSeria、薬局のツルハ、スーパーのBigなどがあります。
同じ商業施設の区画内にスターバックスもあるので、テイクアウトでコーヒーを飲むのもいいかもしれません。
延長コードはSeriaには取り扱いがなかったためツルハで入手しました。
翌朝は初日はみえなかったオーナー様がきていて、よく休めたかどうかと声をかけてくれ、各サイトを周り談笑をしていました。
訪れたのは9月半ばの平日だったので、利用者は私の他にもう一組のみ。
肌寒くなってくるシーズン終わりなら土日でも完ソロを狙える可能性もありそうです。
真冬でも営業しているため次は冬に訪れてみたいと思います。
街中の雑踏から離れて自然を満喫できる中で、日常的に利用したい電源やWiFi設備が充実している。そして買い忘れなどがあればすぐに買いに行けるのはソロキャンプ初心者にも大変オススメなキャンプ場といえます。
まとめ:札幌で女子ソロキャンプなら吉田農場キャンプ場がおすすめ
吉田農場キャンプ場は、
- 市内からのアクセスの良さ(車で30分・バスも利用可能)
- 新しく清潔な設備
- ソロキャン専用サイトがある点
が大きな魅力。
「本格的な山奥はまだ不安…でも自然をひとりで味わいたい!」というソロキャン初心者にも、気軽に挑戦できるキャンプ場です。
冬場のキャンプにチャレンジしてみたい方にもオススメです!
出典情報
吉田農場キャンプ場
https://kenscamp2022.com/index.html