2025年版ソロキャンプ女子が最低限必要なギア一覧

はじめに

この記事ではソロキャンプに最低限必要となるギアを徒歩キャンプと車キャンプ、2つの移動手段別にまとめています。
ソロキャンプをこれから始めてみたい方、ソロキャンプ初心者の方にオススメです。

キャンプギア一覧の選定方法

  • 共通の方針
    この記事はソロキャンプをこれから始める~初心者向けのため、低価格で揃う+品質を妥協しすぎない、見た目も考慮するという基準で選定しています。
  • 徒歩キャンプ
    できるだけ身軽さを重視しつつ快適さも取り入れた選定を基準にしています
  • 車キャンプ
    車の場合は多少かさばるギアも積めるのでその分快適さを重視した基準にしています

※レンタルギアも含めるともっと軽量な装備にすることもできますが、キャンプ場によりレンタル品の種類は限られるため、本記事では自立できる最低限のギア一覧をまとめています。

ソロキャン女子を基準にしていますが、もちろんメンズでも参考にできます。

今回紹介するソロキャンプに最低限必要なギアの一覧

  • テント
    女性でも無理なく持てる3~5kg前後の軽量なテントがオススメ
    ワンポールテントやドーム型だと設置も楽々
  • シュラフ
    3シーズン通して使える保温性と寝心地の良さを重視
    持ち運び重視で軽量なマミー型がオススメ
    多少かさばっても問題ない車キャンプの場合は封筒型もオススメ
    冬用はコストが高くたるため今回は除外
  • マット
    コンパクトなエアーマットがオススメ
    軽量なクローズドセルもオススメ
    中級者の方や車キャンプの場合はインフレーターマットも検討
  • ライト
    燃料を使わないLEDランタンがオススメ
  • チェア
    ロータイプのチェアや折り畳み可能な軽量なチェアがオススメ
    なくてもキャンプは出来るが、快適なソロキャンを考えると必要

※今回は紹介しませんが最低限からは除外だけど次に揃えたいギアには以下のようなものがあります

  • タープ
  • たき火台orBBQコンロ
  • バーナー
  • 調理器具
  • テーブル
  • コット
  • 水筒
  • ナイフやツール
  • 救急セット

徒歩キャンプで最低限必要なギアの一覧

徒歩キャンプでは公共の交通機関や徒歩による移動時間が長くたるため、できるだけ軽量、コンパクトなギアで揃える必要があります。そのため車キャンプと比較するとコストや選ぶ難易度は上がるといっていいでしょう。軽さを意識しすぎるとハイエンドの高価なギアばかりとなってしまい初心者にはハードルが上がってしまいますし、安さを重視しすぎると見た目のかわいさが損なわれたり、重装備で移動が大変となってしまいます。ちょうど良いバランスを探していきましょう。

テント~軽くて簡単、お手頃な2つをピックアップ

①DOD(ディーオーディー) ワンポールテントS


設置が簡単なワンポールテント。
DODのさぎげないロゴもかわいく、ソロキャンにピッタリのSサイズで、コスパも抜群。

カラーはベージュで明るい印象のタンと、クールなブラックの2色展開。

サイズは5人用のMサイズもありますが、徒歩ソロキャンで荷物を広げても十分なスペースが確保できるSサイズをチョイス。

サイズ3人用
W320×D270×H170cm
収納時サイズW52cm×D14cm×H14cm
重量3.1㎏
素材ポリエステル
カラータン、ブラック
価格帯参考価格¥14,940
セール時7,480円

②キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント ティピー ワンポールテント レクタ


徒歩キャンプで軽量がいいけど前室(ルーフ)も欲しい!そんな方にオススメのワンポールテントがこちら。設営の簡単さはそのままにソロでも広々使えるテントになっています。

サイズ4人用
W345×D270×H180cm
収納時サイズW66cm×D17cm×H17cm
重量4.8㎏
素材ポリエステル
カラーカーキ
価格帯参考価格¥15,000

シュラフ~お手頃さと見た目のかわいさも重視

①デカトロン FORCLAZ (フォルクラ) 『TREK 500 5°』


お手軽価格で3シーズン対応可能なソロキャンプデビューにオススメのデカトロンのシュラフ。
マミー型のシュラフは封筒型と比較すると寝返りがしずらいという点はありますが、コンパクトで保温性に優れているという特徴があります。

約1kgで収納時もコンパクトなので徒歩キャンプにオススメです。

サイズ170cm
収納時サイズ40×18cm
重量1120g
素材ポリエステル
カラーブラウン イエロー
価格帯参考価格¥7,990

②[HAWK GEAR(ホークギア)] 寝袋 シュラフ マミー型


『ゆるキャン△』にも登場した、コスパ抜群、カラバリ豊富な女性ソロキャンパーにぴったりのシュラフ。カラーはなんと8色展開。本格的なダウンのシュラフは3万円以上したりしますが、こちらはとにかく安いのでソロキャンプ入門にオススメです。

サイズ展開がなくコンパクトさにややかけるのが注意したいポイント。

サイズ210cm×73cm
収納時サイズ40cm×35cm×23cm
重量1,620g
素材コットン、ポリエステル
カラーオレンジ、カーキ、グレー、コヨーテ、ネイビー、ブラック、ブルー、レッド
価格帯参考価格¥4,990

マット~コンパクトになるエアーマットか軽量なクローズドセルをチョイス

①FIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマット 


シンプルなエアーマット。
エアーマットの特性上、空気圧以上の圧には耐えることができないため、座った状態や立ち上がって一点に重心がかかるような使い方をすると地面の硬さを感じてしまいますが、横になっていればそういった問題はなく、なによりコンパクトで軽量なのがオススメポイントとなります。

少しでも荷物を小さく軽くしたいときは検討の価値あり!

サイズ190長さ x 75幅 x 23厚み cm
収納時サイズ13cm×30cm
重量1.1 キログラム
素材ナイロン
カラーブラック
価格帯参考価格¥6,100

②キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット フォームマット


パタパタと畳んで運べる軽量なマットで、アウトドアブランドで有名なCAPTAIN STAGからでているクローズドセルをチョイス。

エアマットに比べると少しかさばりますが、その分反発力はエアーでは感じることができないしっかりした反発力になります。

サイズ182長さ x 56幅 x 2厚み cm
収納時サイズ13×12.5×56cm
重量270g
素材発泡ポリエチレン
カラーグリーン
価格帯参考価格¥2,236

ライト~コンパクト、吊るす、置くが揃った小型LEDランタン


軽くて小さくても明るいので、徒歩キャンプのお供にはピッタリのLEDランタンです。
こちらのランタンも充電+給電ができるため、いざという時にはスマホの充電などが可能です。

調光機能で明るさをコントロールでき、色温度も変更することができます。

サイズ8.4長さ x 8.4幅 x 8.5高さ cm
重量181g
素材
カラー
価格帯参考価格¥3,980
セール価格¥2,374

チェア~一番長く居る場所だから、座り心地を重視

DOD(ディーオーディー) スゴイッス


チェアは各ブランドから様々なタイプがでており、最初の一つを選び抜くは難しいです。
そのため、ここでは厳選した一つのギアのみをご紹介。それがDODのスゴイッスです。

4段階の高さ調整と3段階の確度調整が可能で、グラウンドスタイルからロースタイル、ハイスタイルまで対応できるます。そのため、初心者の方は使いながら自分にとってのベストを見つけられるアイテムになっています。

類似タイプのチェアが半額程度の価格で販売されていたりもしますが、キャンプ中に最も使用するチェアはキャンプでの快適さに大きく影響を受けるので、コストカットをせずDODのものをチョイスしています。

サイズW60×D70×H69/84.5/89/93.5cm
収納サイズW46×D42×H7cm
重量2.3kg
素材ナイロン、コットン
カラーカーキ、タン、ブラック
価格帯参考価格¥12,100
セール価格¥10,670

車キャンプで最低限必要なギアの一覧

テント~重量は増えるが快適さを求めたものをチョイス

①DOD(ディーオーディー) ソロソウルウォウウォウ ソロキャンプ用TCシェルター


シーズンを通してタフに利用可能、使い方次第で自分好みのスペースを作れるシェルター型タープテント。

こちらのタイプは床部分の素材がないタープ型のテントですが、スペースが広く、前室も作れる(別売りポールを使用)ため雨天時も安心、なによりこじんまりしたシルエットでソロキャンプをひっそりを楽しみたい方に人気のタイプです。秘密基地風なので男性人気も高いです。

また、燃えにくいポリコットン生地が使用されているため、近くでのたき火が可能です。

徒歩キャンプで紹介したワンポールテントと比較すると重量が3倍もあるため、車でのキャンプ利用のオススメとしてチョイスしました。

床がないですが別売りのワラビーテント(インナーテント)と組み合わせることで、より快適な空間を確保できます。

サイズ1~2人用
W340×D300×H170cm
収納時サイズW60cm×D23cm×H23cm
重量9.1㎏
素材ポリコットン
カラータン、カーキ
価格帯参考価格 ¥44,000
セール時¥33,000

②TOMOUNT パップテント TC軍幕


コスパが良くて有名なTOMOUNTからでている同じくハップテント。

こちらはなんとインナー付き、サイドウォール付き、煙突穴付きでフルシーズン対応できるのに2万円台前半で購入できる価格になっています。

色も3色から選べるのでソロキャン女子には嬉しいですね

サイズ1~2人用
26長さ x 18幅 x 59高さ cm
収納時サイズW60cm×D17cm×H17cm
重量8.1㎏
素材ポリコットン
カラーオリーブ、カーキ、グリーン
価格帯参考価格 ¥21,900

シュラフ~お家の布団のような寝心地を求めるなら封筒型のシュラフ

コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII


車キャンプで多少のかさばりを許容できる場合、寝心地を優先した封筒型のシュラフがオススメ。
封筒型はマミー型と比較すると隙間ができやすいため防寒性は少し下がりますが、シュラフ同士が連結可能だったり、窮屈感のない作りとなっています。

寝返りをしたり、寒いときはブランケットをシュラフの中に入れる余裕もありますので、お家の布団のように使用することができます。

サイズ190長さ x 80幅 cm
収納時サイズ24×41cm
重量1400g
素材コットン、ポリエステル
カラーオレンジ
価格帯参考価格¥6,380
セール時¥4,755

マット~寝心地重視のインフレーターマットをチョイス

コールマン(Coleman) キャンパーインフレーターマットハイピーク


エアーマットと比較するとどうしても移動時の荷物になってしまいますので、車キャンプのオススメとしてチョイス。暑さ10cmのポリウレタンで、家庭の敷布団やベッドのような快適な寝心地を体感することができます。底冷えを防ぐためにクローズドセルのマットを下に敷くことでさらに快適に。

サイズ198長さ x 68幅 x 10厚み cm
収納時サイズ21×72cm
重量2.7 キログラム
素材ポリエステル
カラーブラック
価格帯参考価格¥15,900 
セール時¥12,001

ライト~見た目もかわいいオイルランプ風LEDライト

Mozambique(モザンビーク) LEDランタン キャンプランタン


かわいいデザインと大容量のバッテリーで、12時間程度使えるLEDランタン。
USB充電だけでなく給電もできるため、非常時にスマホを充電するといった使い方も可能です。

まずはこのような火災の心配のないLEDランタンから揃えてみるのがオススメです

サイズ12.6長さ x 12.6幅 x 23高さ cm
重量0.5 キログラム
素材
カラーブラック
価格帯参考価格¥5,480
セール時¥4,580

チェア~ハイバックのものをチョイス

MOON LENCE アウトドアチェア ハイバック


車キャンプで運べる荷物量に余裕があるときは、ゆったり座れるハイバックチェアがオススメ。

背もたれがしっかりとしているため全体を包み込むような座り心地で、キャンプで過ごす時間の質がぐっと上がると思います。

折り畳み時の全長は徒歩キャンプで紹介したスゴイッスよりも大きいですが、実は重さは300g軽く作られているため、枕付きのハイバックが欲しい徒歩キャンパーの方にもおすすめです。

サイズ73奥行き x 61幅 x 114高さ cm
収納時サイズ49cm x 23cm x 17cm
重量2キログラム
素材
カラーキャラメル、グリーン、ブラック、ベージュ
価格帯参考価格¥6,299

パッキングしてみた場合のシミュレーション

上記アイテムを元に実際に組み合わせパッキングした場合の総重量やコスト感をざっくり算出していますのでご参考までに。

徒歩キャンプのパッキングシミュレーション

チョイスしたギア一覧

  • テント:DOD ワンポールテントS(3.1kg / 約7,480円)
  • シュラフ:デカトロン TREK 500(1.1kg / 約8,000円)
  • マット:FIELDOOR エアーマット(1.1kg / 約6,100円)
  • ライト:小型LEDランタン(0.2kg / 約4,000円)
  • チェア:DOD スゴイッス(2.3kg / 約12,000円)

合計

  • 総重量:約7.8kg
  • 総価格:約37,580円

👉 バックパックにまとめると10kg以下に収まるので、徒歩移動でも現実的な範囲。価格もなんとここまで揃えて4万円以内に収まるため「エントリーセット」としては無理なく揃えられるラインです。
調理器具や水・食材を足しても10kg~15kgになるイメージです。

車キャンプのパッキングシミュレーション

チョイスしたギア一覧

  • テント:DOD ソロソウルウォウウォウ(9.1kg / 約33,000円)
  • シュラフ:コールマン パフォーマーIII(1.4kg / 約6,000円)
  • マット:コールマン インフレーターマット(2.7kg / 約12,000円)
  • ライト:Mozambique LEDランタン(0.5kg / 約4,600円)
  • チェア:MOON LENCE ハイバックチェア(2.0kg / 約6,300円)

合計

  • 総重量:約15.7kg
  • 総価格:約61,900円

👉 徒歩と比較すると2倍程度の重量になりますが、車利用のため気になりません。その分、居住性や快適性を重視できるので「お家のようにくつろげるキャンプ」を実現できます。価格は徒歩より高めですがその分品質も高いので、揃えて大事に長く使えばコスパは良好です。

まとめ

ソロキャンプは「どんなギアを選ぶか」で快適さも安全性も大きく変わります。

  • 徒歩キャンプなら、軽量で持ち運びやすいギアを中心に揃えることで、初心者でも無理なくスタート可能。
  • 車キャンプなら、重量を気にせず快適性を重視した装備を選べるため、自宅のようにくつろげる時間を楽しめます。

まずは 自分のスタイル(徒歩で行くか、車で行くか) に合った最低限のギアから揃えてみましょう。

ソロキャンプ女子を基準にまとめましたが、もちろん男性やファミリーにも応用できます。
無理なく始められる装備からスタートし、少しずつお気に入りのギアを増やしていくことで、あなたらしいキャンプスタイルがきっと見つかります。

焚火の炎や自然の静けさに包まれて過ごす時間は、日常にはない特別な体験です。
ぜひ自分に合ったギアで、安心・快適なソロキャンプデビューを楽しんでください!